●教育の目的
児童と家族、障害者及び高齢者等の援助を必要とする人びとの生活課題について、個人や家族、集団、地域等における人間関係やサービス利用状況等を含めて全体的に把握することで当事者の育成や保護、介護、社会参加及び自立支援等の在り方を研究することを目的とする。
●学位授与方針（ディプロマ?ポリシー：ＤＰ）
| 領域 | ポリシー | ||
| 知識?技能 | DP1 | □ | 児童、障害者、高齢者を中心として、地域において様々な生活課題を抱える人々の支援に必要な知識を理解している。 |
| DP2 | □ | 社会福祉に関する問題を客観的に捉えるための手法を身につけている。 | |
| 思考?判断?表現 | DP3 | □ | 社会福祉の価値をベースとし、生活課題を抱える人々の実情に応じた支援方法を検討できる。 |
| □ | 社会福祉的手法を用いて導き出した自分の考えを適切に表現できる。 | ||
| 主体性?多様性?協働性 | DP4 | □ | 高度に専門的な立場に立って、社会福祉に関する問題に主体性をもって取り組むことができる。 |
| □ | 多様な人々の立場やものの見方について理解し、協働する力を身につけている。 | ||
●教育課程編成?実施方針（カリキュラム?ポリシー：ＣＰ）
社会福祉コースでは、ディプロマ?ポリシーに示す教育目標を達成するために、教育課程を「教養科目」、「専門科目（必修）」、「専門科目（選択）」、「特別研究」の科目群により編成し、実施します。
１．「教養科目」は、修士論文の作成や研究発表に必要な研究倫理の基本的な考え方やリテラシーを学修する科目、社会福祉学の方法で導き出した自らの考えを英語で適切に表現する力を身につける科目を配置しています。
２．「専門科目（必修）」は、社会福祉に関する問題を客観的に捉えるための技能を身につける科目、社会福祉およびソーシャルワークの専門性の基盤を身につける科目を配置しています。
３．「専門科目（選択）」は、社会福祉学の専門知識、ならびに論理的思考力?表現力?探究力を身につけるため、児童、障害者、高齢者を中心として、地域において様々な生活課題を抱える人々の支援に必要な知識を学修する科目、社会福祉の価値をベースとし、生活課題を抱える人々の実情に応じた支援方法を検討する社会福祉専門職としての実践性を高める科目、社会福祉学の方法を用いて抽出された諸問題について、自らの考えを適切に表現する力を身につける科目を配置しています。
４．「特別研究」は、修士論文の作成を総合的に支援することを通して、社会福祉学に関する専門的知識をもとに福祉的課題を検討できること、社会福祉学の方法を用いて導き出した自分の考えを適切に表現する力を身につける科目を配置しています。
コースの修了要件として、必修科目14単位を含む合計30単位以上を修得する必要があります。また、他コース科目又は学部の授業から4単位まで修了要件として単位認定できます
なお、このカリキュラムには、認定社会福祉士の資格取得に必要な研修単位（「その他科目の単位」）として認証された科目が含まれています。資格取得を希望する場合、「専門科目」「特別研究」に設置されている5科目の単位を認定研修の単位とすることができます。
各授業の成績評価にあたっては、大学の成績評価の方法と基準に従い厳格に実施し、大学のアセスメント?プランに従い評価結果の点検を行います。
●入学者受入れの方針（アドミッション?ポリシー：AP）
（１）求める乐彩网17500像
１. 専門分野及び専門分野を学ぶための大学卒業程度の知識を有している。
２. 専門分野に関する諸問題に取り組むための大学卒業程度の技能を有している。
３. 専門分野の知識をもとに研究の見通しを立てることができる。
４. 専門分野の知識をもとに自らの考えを適切に表現することができる。
５. 専門分野における諸問題について主体的に取り組む姿勢がある。
６. 高度福祉社会の実現のために、多様性を尊重し、多様な人々と協働して取り組むことに意欲がある。
（２）入学者選抜の基本方針
【B日程】
?大学卒業程度の基礎的能力と適性を備えた乐彩网17500を選抜するために入学者選抜を行う。
?小論文では、専門分野の知識、思考力及び表現力を評価する。
?専門科目では、専門分野の知識、技能及び表現力を評価する。
?口頭試問では、専門分野の知識、思考力?判断力及び表現力、主体性及び多様性?協調性を評価する。
【C日程】
?大学卒業程度の基礎的能力と適性を備えた乐彩网17500を選抜するために入学者選抜を行う。
?専門科目Ⅰでは、専門分野を学ぶための大学卒業程度の知識を評価する。
?専門科目Ⅱでは、社会福祉に関する専門分野の知識、技能及び表現力を評価する。
?口頭試問では、専門分野の知識、思考力?判断力及び表現力、主体性及び多様性?協調性を評価する。
